おかげは「くいもの」なり、おかげはヒトの助けとなり、いのちをつなげる。よって 原始より変わらずわれらいのりあわせをともに成就に導きし、こんじんさまは他の神にあまのいわどに押し込められ、たたりがみとして長年の差別、見下され、節分には自らがいのち与えて この世につくりしヒトにたたりがみとして封じ込まれたのじゃ 祈りてもなく、しかし恨みを許して、救世主としていま、いのりあわせのとき同じくして、われらの脇にどっかりとしゃがみ込み願いをきいておる。これは不思議な縁、いまやわれらの力の源泉にして、ここに祈り合わせの神通力ある所以なり、これうたがうことなかれ。