稲荷堂の日記

2021年12月17日 21:14

稲荷堂の日記

以前はよく迷える霊体を目にしたことがありましたそしてその上に子供であると言う事実。ショッピングセンターの売り場のところにじーっと立っている女の子を見たことがあります。顔が消しゴムで消されたように人を恐れさせないように気を配っているようでした。そして気持ちを私に伝えてくるのです。悲しい気持ちを。そこには家族の姿なく家族の心もありませんでした。一人ぼっちの女の子はお菓子売り場の角にじっと立っていました。そして自分の気持ちをわかる人だけに伝えているようでした。これは自分が死んだことがわからない霊体な特徴です。しかしこの子供は命がなくなるときにかなりかわいそうな状態であったと私は感じました。そこには愛がなかったのです。だから愛を求めてさまよっている幽霊でした。なんと私たちは恵まれていることでしょう。幽霊になってまでも目の前にある果物を、目の前にあるお菓子を食べることができないのです。非常に悲しみを感じる霊体でした。憑依をして自分の感情や怒りや迷いを伝えようとしても無関心と言う壁の前に霊体の世界でも死後の世界との壁はどんどん高くなっているのが現実であると思います。

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